お金の貯め方に関する本はたくさんありますが、使い方の本は珍しいですよね!楽しく資産形成していくためのヒントが数多くあったので紹介します!
本の紹介
お金の不安がない人は、「稼ぎ方以上に使い方が上手である」
人生を自由にしてくれる 本当のお金の使い方 井上裕之
今回紹介する本は、お金の貯め方や稼ぎ方ではなくて、使い方に着目した本です。著者の井上さんは歯科医院の理事長であり、大きな富を築きながらも、お金を溜め込みすぎず、うまく使うことで人生を楽しんでいます。
資産形成をしていると、ケチケチとお金を溜めて人生何が楽しいんだ?というような批判を目にすることは多々あると思います。自分自身節約ばかりしていてこれでいいのかと疑問に思うことがありました。
ストレスなく資産形成するためには、本当に満足のいくところにお金を使っていくことも重要です。そのためのヒントがこの本にはたくさんあります。
印象に残った内容
お金の不安がない人は、次の5つにお金を使っている ・健康 (食事、睡眠、運動など) ・教育(キャリアアップ) ・貢献(社会貢献) ・感謝(大切な人への贈り物) ・経験(今までやったことのないこと)
どんなことにお金を使うのが幸せかは人によって個人差があるところです。しかし、幸せなお金持ちにはお金の使い方に共通点があるのも事実なようです。上記のお金の使い道は、意識していないとなかなか使えない部分ではないでしょうか。普段から意識してより幸福度の高いお金の使い方をしていきたいですね。
理想を実現するために何が必要かを考え、「必要なもの」を手に入れるためにお金を使う
こちらは自己投資に関する話です。自分自身も目的もはっきりしないままなんとなく資格を取ろうかなと思ってみたり、何かはじめてしまうことが多いので、非常に耳が痛い内容です。
自己投資は逆算思考で考えることが大切だそうです。例えば、将来的にこの仕事につきたいから、まずはこの資格をとって、一旦別の会社へ転職して経験を積もう、などです。
まずは自分がどうなりたいのか深く考えてから実行に移そうということですね。人は油断するとすぐ手段と目的が逆になってしまうので注意が必要です。
本当の財産は自分の力で生きる力
こちらは子育てに関する話です。よく親が大金持ちでもその子供は経済的に自立できていないという話も聞きます。
著者の井上さんが子育てにおいて大事にしているのは、「教育の機会を与えること」だそうです。魚ではなく魚のとり方を教えていくということですね。私も子供の教育や経験にはお金を惜しまず使っていくつもりですが、お金自体についてはあまり与えすぎないようにしていきます。
経済的に恵まれていなくても、質の高い人間関係を築けている人は、「健康で幸せである」
この話も感覚として正しく思える内容ですね。どれだけ多くの資産を持っていても、まわりに誰もいなければ孤独感ばかり募ってしまいそうです。節約をしていると交際費も削ってしまいがちですが、自分にとって本当に大切な人たちへの支出は惜しむことなく使っていきたいですね。
実践すること・していること
○健康のためにお金を使う
今現在コロナ禍でマスクをしているということで歯科矯正を行なっています。歯の健康は全身の健康に影響するということで、歯磨きの方法も見直して定期的に歯医者の検診も受けるようにしています。
また、健康的な食事にも一定以上のお金を使うようにしています。高くても魚を毎週食べるようにしたり、より信頼できるお店で食材を買うようにしています。
○贈り物にお金を使う
家族や友人に贈り物をする機会を意識して増やしています。結婚・出産の話を聞いたらタイミングがずれてても必ずお祝いを贈るようにしています。友人に関しては、最近会えていなくても、またいつか会いたいと思う人には贈るようにしています。
最近ではラインで友人の誕生日の通知が来たりしますので、その場合はラインギフトでコンビニで買えるちょっとしたものをプレゼントしています。簡単にできて、相手も結構喜んでくれるのでおすすめです。
○自己投資にお金を使う
これまでも資格の取得のためにテキスト購入代や試験代にはお金を使っていました。今後考えているのがプログラミングスクールの受講です。安くても10万円程度からと大きなお金が必要になりますが、それに見合う価値があると判断したら迷うことなく使っていくようにしたいです。
まとめ
ビジネス本や自己啓発本は特に読んでから実践するまでがセットだと思っています。読書によって人生をよくしていくためには行動あるのみですね!
こちらの本を読むことで幸せを感じやすいお金の使い方を学ぶことができます。資産形成がより楽しくなるのではないでしょうか。資産形成・節約をしている人には本当にお勧めできる本なので是非読んでみてください!
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