【読書記録】手放す練習 ミニマリストしぶ

まさはる
まさはる

YouTuberとしても有名なミニマリストしぶさんの新作です!この本を読むとミニマリストのイメージが変わります!FIREとの相性も良いと思うので、気になるかたは是非この記事を読んでみてください!

目次

本紹介 「手放す練習」

人生は「積み上げ」ではなく「積み減らし」である

ミニマリストしぶ

こちらの本はyoutuberとしても有名なミニマリストブロガーしぶさんの本です。ミニマリストという言葉は今や世間にも浸透してきていますよね。ミニマリストというと、ただモノが少ない人をイメージするかもしれません。ですが、この本では「大事なことを強調するために、あえて少なくする人」と定義されています。

また、世間ではものをたくさん持っている人の方が幸福だろうと思われがちです。しかし、人間は選択肢が多いほど不幸を感じやすい性質を持っているので、ものを減らすことで人生が豊かになると、しぶさんは主張しています。

ミニマル化の対象はものに限らず、アプリや思考にも及びます。よりシンプルな生活を実現することはFIREを目指す上でも役に立つ側面が非常に多いです。しぶさんの考え方から自分の人生を豊かにするためのヒントを見つけましょう!

印象に残った言葉 紹介

「最小限のお金でやっていける」「今の会社にしがみつかなくても、やっていける」という選択肢が欲しかった。

しぶさんのこの感覚には自分も深く共感します。生きていくのに必要なお金が減れば、稼ぐお金も少なくて済みます。今の仕事を辞めても最悪なんとかなるなと思えるだけで、どれほど心が楽になるでしょうか。

ちなみにしぶさんの月の支出は大体6万円くらいだそうです。一方、我が家の3人家族の月の支出は毎月最低でも20万円近くはかかっています。3人家族で月6万円は流石に現実的ではないですが、我が家の支出ももっと最適化したいなと感じました。

「何を減らしたいかよりも、何を残したいか」「置きたいものから逆算してモノを減らせ」

実際にものを減らしていくにあたって重要になる考え方です。ものを減らして部屋をすっきりさせたいなら、まず自分の理想の生活を思い描きましょう。そこから逆算して必要なものだけ残すのです。

必要なものというのは人それぞれ違っていて、ものを取捨選択する過程で自分自身の価値観を見つめ直すことが重要です。このように、自分で考えて取捨選択するというのは非常に頭を使います。その過程から逃げて誰かの真似をしてものを減らしてもすぐにリバウンドする可能性が高いです。自分の人生に本当に必要なものは何か。その答えは自分自身の中にしかありません。

ミニマリズムの本質は「引き算」や「モノを減らすこと」それ自体ではなく、少なく絞る過程で迷いをなくし、自分にとって大事なものを「強調」すること

名著「バビロン大富豪の教え」という本で欲望に優先順位をつけよという言葉があります。その話とも通じるものがありますが、モノを減らすことで自分の中の優先順位がより明確になります。逆に言えば、自分の中の欲望の優先順位をはっきりさせないとモノを減らすことができません。

モノを減らすことで自分の大事なものをより強調できると思うと、片付けをよりポジティブに考えられそうですね。

「手放す練習」を読んで実践すること

①自分の理想の生活をイメージしてモノを減らす

我が家でもここ数年ずっと物は減らし続けていますが、しぶさんに比べるとまだまだモノが多いです。子供が産まれたことで自分の生活も一変したので、生活を改めて見直し、さらにモノや習慣を減らしていきます。

しぶさんは、必要な時に必要な量だけ手元にあれば良い、本当に必要なものはまた購入すれば良いというスタンスです。世の中のほとんどのものは、一度手放したら2度と手に入らないということはないので、試しにとりあえず手放してみるという考え方は合理的かもしれませんね。

ちなみに、自分は今テレビを一台処分しようとしています。我が家にはリビングの他にもう一台テレビがありますが、子どもが産まれてからはほとんど見ていません。また、テレビを使う時間ができれば買い直せば良いという感覚です。結婚や出産など人生のライフステージが変わると自分の理想の生活も変わってくるので、その度に見直しを行う必要がありそうですね。

②しないことを決める

やることリストというのは作っている方が多いですが、時間が足りない現代社会では、むしろやらないことリストの方が大事かもしれません。時間は誰にとっても平等ですが、仕事をしながら子育てをしていると本当に時間がないです。時間がなくなったことで自然とやらなくなったこともたくさんありますが、より効率化を図るためには、きちんと言語化する方が良いです。

自分が意識してやめていることは、以下の通りです。

  • ダラダラとスマホを見る時間(アプリで管理して平日は1日1時間以内を目指している。)
  • テレビゲームをする時間(今は一切やめています。子供がもう少し大きくなったら一緒にやりたい)
  • テレビ・ニュースを見る時間(youtubeは見ますがテレビは一切見ません。ニュースを絶っても生活に不便はないです)
  • 夜の飲み会(コロナ禍で子供も小さいため最近はほとんど行かなくなりました)

③リセールバリューを意識してモノを買う

3000円で購入できるが、最後は価値が0円になるもの。値段が10000円だが、使用後に8000円で売却できるものなら、後者の方が金銭的にも価値的にもお得ですよね。

今の時代はメルカリなどのフリマアプリで誰でも簡単にモノを売ることができます。安かろう悪かろうのモノを買って心をすり減らしながら節約するより、良いモノを買って買い替えのタイミングで売却するを繰り返す方が結果的に節約になりそうです。

自分もこれまでは価格が安いからという理由で購入して後悔したものが山ほどあります。最近は買う前からこれはメルカリでいくらで売れるだろうと考えながら買うようにしています。

まとめ

この本全体を通して繰り返し述べられているのが、余白を作ることの重要性です。モノや思考を取捨選択する過程で自分自身と深く向き合うことができます。

「ミニマリストとは何だ?」というテーマに限らず、人間が幸福に生きるためにはどうすれば良いか?に対するヒントが多く得られる良書だと思います。

今回紹介したのは、モノを減らすことで得られるメリットやマインド面の話を中心に紹介しました。本書では、実践的なモノの減らし方なども説明されていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

https://room.rakuten.co.jp/room_1896c55ace/1700157299185401

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